技能実習者の問題
最近の報道を見ると技能実習者の低賃金と失踪問題がクローズアップされております。新在留資格は技能実習の延長のような形になっておりますので、技能実習者の問題は避けては通れない議論事項でしょう。昨年の失踪者は7000人強と半端ない人数となっており。失踪原因の解明、防止のために必要な方策が急務となります。また一部の心無い事業主による搾取も防止しなければならないでしょう。大半の事業主は法律に従い賃金や実習環境を確保しているはずですので、本当に一部の方の問題が国会で取り上げられていてそれが普通に行われていると国民に誤解されているのは不本意だと感じる方も多いと思います。しかし一部の不法行為社の不法行為がゼロになれば、失踪問題は改善されるでしょう。但し、基本的に最低賃金で実習を行うことになるので、実習先により賃金額に相違がある事実を技能実習生はわかっております。そこで同じことをしているのに賃金が少ない技能実習生は不満に思いことも多いと聞いております。その問題をどうするかも含めて検討しなければ失踪はゼロにはならないでしょう。