社会保険と在留資格

社会保険の加入が、今後在留資格の審査に加わる可能性が高くなりそうです。入管法の改正に合わせて、この規制が加わって来るでしょう。そもそも社会保険は日本で生活していれば必ず加入しなくてはなりません。会社員等の場合には厚生年金及び健康保険(共済年金、共済保険)に加入しなくてはなりませんし、自営業等は国民年金金及び国民健康保険に加入しなけれなりません。これを国民皆保険、国民皆年金制度と言いますが、日本に在留する中長期滞在者もこの制度の対象になっています。加入しないこと自体が実は脱法行為となりますので、この点の取り締まりを強化して社会保険に加入していない外国人には在留資格を与えないようにするようです。社会保険に関しては日本人も加入していない人がいますが、年々日本人に対しても規制を強化しています。できるだけ公平な制度であることが求められますので全員が加入するようにしてもらいたいものです。

2018年11月15日